「絶海の孤島」南大東島……。沖縄の釣り師の夢。
「申請がめんどくさい」という理由で、非公式ながら沖縄県県記録サイズの魚がバンバン上がっているという都市伝説もある。。。
そんな夢の島、沖縄県南大東島でフカセ釣りをした二泊三日の旅についてご紹介しよう。
南大東島への飛行機や荷物、宿、売店、釣具店などの情報もまとめますので、今後南大東島へ釣行、旅行をお考えの方は是非参考にどうぞ。
Contents
もくじ
南大東島への飛行機
南大東島への飛行機は琉球エアコミューター(RAC)というJAL系列の航空会社から運行されている。
価格は往復割引で32500円(2018年8月現在)今後、原油価格高騰などにより上昇する……かもしれない。
南大東島への飛行機に貨物・荷物について
南大東島行きへの荷物は、1人20㎏までは無料で持っていくことができるが、それ以上を越えると1㎏あたり200円の超過料金を支払わなければならない。今回4人で搭乗したため4人トータル80㎏まで、という計算になるみたい。たとえば、Aくんは25㎏、Bくんは17㎏、Cくんは15㎏とかでもトータルの量で、超過料金はなし、みたいな感じ。
しかし、気を付けなければいけないことがあり、今回はたまたま、飛行機自体への他の貨物が少なかったので全員分の釣具を積載することができたが、南大東島への物資が最優先されるためほかの荷物量によっては、お断りされることもあるそうです。。。
そうなると、釣り遠征での荷物は、釣具(ロッドケース、バッカン、ピトン等)、着替え、撒き餌、クーラーとかなりの大荷物となってしまうため、最低限どうするかの荷物を考慮しないといけない……。
この有様……笑
搭乗受付に荷物を預けると案の定4人で15㎏オーバーしていた。一人当たり、4㎏ぐらいの超過重量。7000円ちょっと払った。
しかも、この荷物、撒き餌は入っていないw
こんなこともあろうかと1週間前に撒き餌4人分(3㎏×8袋)をヤマト宅急便で宿に郵送しておいた。
ただ、南大東島への郵送は船便のみなので、台風など、海が時化るとフェリーが運航不可となり、かなり遅れる可能性があるので、事前に宿に連絡をして、前もって発送しておくのがベストだと考えられる。
「届いたらラッキー!」ぐらいで考えていたが、出発前日、宿の方から連絡が入り、無事、宿に到着したとのこと。
後述になるが、南大東島の釣具屋には撒き餌はほどんど売っていない(アミエビはあるという事前情報を持っていたので、最悪、アミエビにパン粉でも混ぜて、撒こうぐらいに考えていたw)宿は荷物の受け入れをしてもらえるので、本格的にフカセするなら撒き餌ぐらいは発送しておいた方がいいかも。
南大東島の宿について
今回お世話になったのはここ
|
南大東島の繁華街からは車で7分ほど離れているところにある。こちらの宿ではレンタカーも貸出しているため、チェックインしたらすぐ車で釣りに行くことができた。
写真は宿の奥さん。
「宿」とはいえ、かみそり、歯ブラシ、タオルなど毎日変えてもらったし、宿内にジュース自動販売機もあるし、Wi-Fiもフリーで完備されていたため、釣り旅行には全く困ることはなかった。
さらに今回はご厚意により、たまたま冷凍庫が空いていたので、冷凍庫のスペースも少し貸してもらった。
ここにペットボトルを凍らせて飲み物&クーラーボックスの氷代わりにしたし、釣れた魚を凍らせて保存もしていただいた(臭いには細心の注意をはらい、ビニール袋で包んで)。
こちらの宿「月桃ムーンピーチ」は若い夫婦で営んでおり、旦那さんが漁師ということもあり、いろいろ情報を聞くことができた。そのときの情報は後述する「南大東島で釣りをするときの注意点」にまとめておく。
南大東島の売店
南大東島にはいくつか売店がある。
今回、かなりお世話になったのが「大詠商店」
朝7時(だったかな?)~夜は11時まで開いている。商品もそこまで高額ではない。コンビニぐらいの値段。
氷ももちろん売っている。
氷の販売方法が変わっていて、高校の時、部活で体育館の入り口にあるマネージャーがキーパーをつくるときに使用する製氷機みたいなやつがあり、それを買い物袋(大)サイズにパンパン入れてもらって200円だった。
南大東島の釣具
上記に続き、「大詠商店」さんで釣具も購入。
釣り餌はこんな感じ。
オキアミ3㎏ブロックに関しては、事前に注文をして取り置きをしてもらったので、1か月前ぐらいに注文しておくと良い。スルルーは売り切れだったのか、POPはあったけど、なかった。イカの切り身はあった。
ただ、撒き餌はほとんどなく、地元の人はアミエビをサビキ仕掛けでムロアジを釣り、1匹掛けで泳がせGT、カスミアジ、カンパチ、マグロなどの大型回遊魚や、オーマチ、アカナ―などの魚を狙っている方がほとんどだった。
南大東島での釣りポイント
南大東島での釣りは基本的に漁港からの釣りとなる。たぶん、降りることができる磯とかもあるはずだけど、万が一落ちたら怖いし、なにより磯を歩くのが疲れるので、車横付けできる漁港での釣りを選択した笑
1.亀池港
南大東島の南に位置する漁港。
防波堤が低く、風裏だったがウネリにより潮が被っていた……泣
良さそうなポイントだけど。。。
2.西港
南大東島の西にある漁港。
高い釣り座と低い釣り座がある。
写真は高い釣り座のほうから撮影したもの。
ハイサイ探偵団が南大東島で撮影したポイントだと思われる。
3.南大東漁港
南大東の北にある漁港。
いくつもの漁船が停泊していた。唯一湾内のような構造になっている漁港。
こちらで撒き餌を撒いてみたら、けっこう魚がいた。
30~40のアーガイが3匹ほどうろうろする程度だったけど。。。
4.北港
南大東漁港の隣にある漁港。
那覇と南大東島を結ぶフェリーが停泊する漁港。
こちらは地元の釣り師で賑わっていた。
いざ実釣!
釣りポイントを決め、ついに夢の島での実釣!
….
撒き餌を撒くと大型の……。
オヤビッチャが乱舞!!!
さらに、それに混じってムロアジが群がる!!!
フカセ釣りは苦戦を強いられそうだ……www
ただ、撒き餌打ち分け、沖目に固めて撒くとデカバンも乱舞!!!www
ウネリと風の影響ではっきりとは見えないが、50~60cmサイズの魚が10匹ほどかなり上の層で撒き餌を食べている!!!
さすが南大東島……。
……。
……。
この様子は動画編集をしてyoutubeにアップロードする予定なので、みなさんチャンネル登録をして楽しみにお待ちいただければ、と思います。笑
南大東のグルメ
「いちごいちえ」さんという居酒屋が、おいしいと、宿の奥さんに聞いたので食べてみました。
鳥丼(700円)
美味かった!(食べかけの写真で申し訳ないw)
大東そば(600円)
麺に特徴があり、うどんと沖縄そばの中間ぐらいの麺。
かなり好きな食感でした!
南大東で釣りをするときの注意点
宿の旦那さん(漁師)に教えていただいた情報ですが、
漁港のゲートが閉まっていることがあります。
これには「車両立ち入り禁止」と書かれていますが、「完全に立ち入り禁止」です。もちろん釣りも禁止。
うねりが弱めで「釣りできそーだなー、足場も波が洗ってないし~♪」と見えても、15分に1度、かなりでかい波が来ることがあり、地元の人でさえ流されたりすることがあるそうです。。。
なので、このゲートが閉まっているときは絶対に釣り禁止です!!!
いかがでしたか?
南大東は車横付けで夢のあるポイントで釣りができるという、かなりおススメの釣りができるところです!
是非一度、行ってみてはいかがでしょうか。