沖縄県産マンゴー大暴落について語る

2017年、今年はマンゴーが大暴落!
8月24日付の沖縄タイムスの記事より以下引用

 夏の高級果樹として人気の高い県産マンゴーの価格が今年は安くなっている。不作で価格が高騰した昨年の反動もあるが、沖縄協同青果によると、19日の価格は1キロ当たり1138円で前年の同時期に比べ約4割も低かった。県によると今期の生産量は2055トンと過去最高となる見通しだが、出荷時期が例年より1カ月遅れ、県外のお中元需要の時期を逃した。そのため、8月以降に市場に集中して出回り、価格が下がった。消費者は「家庭でも食べやすくなった」と喜ぶ一方、生産者からは「豊作貧乏だ」と嘆きも漏れる。

JAおきなわの担当者は「今年は台風もなく、品質がいいのに価格が下がった。手間をかけた割に収入につながらず、農家にとっては痛手になるだろう」と危惧する。

豊見城市のマンゴー農家、當銘貴一さん(28)は「農業は自然が相手。全てをコントロールできないのが難しい」と話し、今年の現状を「豊作貧乏だ」と嘆いた。

一方、糸満市のファーマーズマーケットいとまんに買い物に来た市内の女性(78)は「毎年マンゴーを買っているが今年は例年に比べて安い。甘みも強く味もいい」と満足気だった。

記事引用 :沖縄タイムス

そうそう今年はマンゴーが大豊作!
そんで価格が大暴落してしまいました。

私はECでのマンゴーを担当しているんですが、、、
価格競争で負けてしまい、今年は注文が前年度の3割減・・・。

うーん。

もちろん、私たちも値段を下げれば良いのですが、沖縄マンゴーのブランドを維持すべく、「価格は一定!」と意地になりそのままの値段で販売した。
逆に不作の際は、ほかのショップでは、価格を上げるだろうと。
ただ、そんなときにもうちは「価格は一定!」を貫き通す、これこそが商売だろうと信念をもってやっている。
そしてその価格も「高い」とは思っていない。

ほかのマンゴー農園よりおいしいマンゴーを作っていると自負している。化学肥料を使わない、消毒、農薬は必要最低限にとどめる、などなど、
商売とは言え「人が食べるもの」を前提に考えたマンゴーづくりをしている。

単純に儲けに走るのであれば「農薬をたくさん撒いて」「化学肥料」をバンバン撒く。それでいいだろう。
ただ、うちは違う。
土づくりに2年かけ、手間暇かけてマンゴーを作っている。

「それでもマンゴーの値段は、見た目で判断される」(これも問題なんだけどね…)



 

話は戻り、

沖縄タイムスの記事の話にかなりツッコミを入れたい。

JAの発言

”JAおきなわの担当者「今年は台風もなく、品質がいいのに価格が下がった。手間をかけた割に収入につながらず、農家にとっては痛手になるだろう」”

 

 

「農家は痛手になるだろう」だとー!?

 

この発言に何が引っかかるかというと

 

「農家は」ってところ。

 

「(我々は十分儲けた)農家は痛手になるだろう」

 

ってことだろこれwwww

まじふざけんなよwww

豊作の時こそ価格を安定させるべく、ブランド力を付けたり、全国へ販路を展開させておくのがJAの仕事じゃねーのかよww

県内で安売りしてんじゃねーよw

 

 

まあ新聞やメディアは一部の発言を切り取るのが得意だし、

「いやいや、お前の被害妄想乙w」とか思うかもしれない。

と、思ったらこういう記事があった。

 

【小泉進次郎 農協改革】農水史に残るJA幹部の勘違い発言に、小泉進次郎氏がぶち切れ!「農協改革は終わらない」と決意を新たにした 2016-10-14

何が1円でも生産者の手取りを増やすだ。それならJAが取る手数料を値下げすべきではないか」。農事組合法人「さんぶ野菜ネットワーク」の下山久信事務局長の怒号が響き渡った。緊張に包まれる会場。下山氏は続けざまに「野菜を全農の青果センターに出荷すると手数料が8.5%取られ、それに全農県本部から1%取られ、計9.5%も取られる。これは手数料の二重取りだ」と詳細な手書きの資料まで提示し、JA幹部をにらみつけた。

 思わぬ口撃に一瞬たじろぐも、JA側も黙っていない。下山氏の意見に対し、全農の神出元一専務は「手数料は(JAの)従業員や家族を養う財源で、簡単に切るのは賛成できない」と反論。「まず(業界や規制などの)構造をどう変えていくか、きちんとした土俵の中で議論をしたい」と強調し、手数料の議論を避けようと躍起になった。

下山氏の意見に対し、全農の神出元一専務は「手数料は(JAの)従業員や家族を養う財源で、簡単に切るのは賛成できない」と反論。「まず(業界や規制などの)構造をどう変えていくか、きちんとした土俵の中で議論をしたい」と強調し、手数料の議論を避けようと躍起になった。

■「全農の認識は問題だ」

だが、この神出氏の発言に強い不快感を示したのが小泉氏だった。会の終盤にあいさつを求められると、「先ほどの神出さんの言葉に、手数料で食っているのがJAグループという意識があるなら、それは問題だ」と名指しで批判。議員や農水省幹部、マスコミなど100人以上が詰めかけた会場で、神出氏への公開説教が繰り広げられた。最後には「農家が食べていけるから農協職員も食べていけるという認識で改革に取り組んでほしい」と苦言を呈し、締めくくった。

気持ちが高ぶったのか、小泉氏は会合後も、報道陣の前で神出氏の発言を非難。「手数料があるから農協職員が食べていけるというなら、農家は農協職員を食わせるために、農業をやっているのかということになる」と指摘し、「農家があるから農協があると、心から思っていることを、なかなか農協から聞けない」と不満をぶちまけた。

引用:夕刊フジ

 

ほれみろ!やっぱりそーじゃねーか!

とにかく農協改革は絶対にやらなきゃだめ!

「農業」を「ビジネス」と考えないとダメだろ!ふつーよ!

今や、マンゴーは沖縄県産より宮崎県産のほうがブランド力として勝っていると思う。これは元宮崎県知事「東国原英夫」さんの力が大きいと思う。トップセールスで全国へ売り込みへいった結果である。

ときに、沖縄県知事、翁長さん。どうですか?基地反対ばっかりじゃないですか。県産品奨励のために全国へトップセールス行ってますか?沖縄県の産業のために何か頑張ってますか?頼みますよ。翁長さん。

 

ときに「農業離れ」とか「食糧問題」とか、いろいろ叫ばれている。しかし、これからの時代、絶対に第一次産業の需要はある。

極端な話、サービス業がなくなっても、死にはしないけど、食べ物がなくなったら人は死ぬ。

ただ、「儲からない」とだれも農業なんかやらね~。

だからって政府が助成金で新規就農者に対して補助を出すと「農家」が怠慢になってしまう。。。ちゃんとビジネスとして農業をしてほしいのである。頑張れば儲かるような取り組み…

もういいよ!自分でなんとかするよ!

だから

 

 

邪魔しないでねw → 年商1億円メロン農家 嫉妬から農薬を撒かれる

 

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